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90-2-39 pdf 1.04 MB 114

基本情報

データ種別：学術成果リポジトリ

タイトル
慢性C型肝炎に対する新しい治療法
タイトルの別表記
New therapies for patients infected with hepatitis C virus
作成者
神田, 達郎
宮村, 達雄
安井, 伸
呉, 霜
中本, 晋吾
新井, 誠人
今関, 文夫
横須賀, 收
作成者の別表記
KANDA, Tatsuro
MIYAMURA, Tatsuo
YASUI, Shin
WU, Shuang
NAKAMOTO, Shingo
ARAI, Makoto
IMAZEKI, Fumio
YOKOSUKA, Osamu
キーワード等
副作用
C型肝炎ウイルス
テラプレビル
ペグインターフェロン
リバビリン
内容
1989年に発見,報告されたC型肝炎ウイルス(HCV)は,慢性肝炎,肝硬変,肝細胞癌の原因となることが知られている。これまでにインターフェロン治療によるウイルス持続陰性(SVR,Sustained Virological Response) の達成により,肝線維化改善,発癌率の減少,および肝不全など他の合併症の減少,肝疾患関連死亡率の減少などが得られることが明らかになっている。2011年に登場したテラプレビル,ペグインターフェロン,リバビリンによる3剤併用療法により,その重篤な副作用の出現にもかかわらず,未治療例および前治療再燃例ではそれぞれ70%および80%の症例でSVRが得られる。現在経口薬剤であるDirect-Acting Antiviral Drugs for Treatments (DAAs)の組み合わせによるインターフェロンを含まない治療法が開発治験中である。インターフェロンを含まない治療法は,副作用が軽減され,いわゆる“Difficult-to-Treat"症例の治療も可能となるものと考えられる。今後はより治療効果(SVR率)の高い,より治療期間の短い,より安全性の高い経口DAA薬剤の組み合わせが治療の中心となるものと予想される。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900117600/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900117600/90-2-39.pdf
公開者
千葉医学会
公開者の別表記
The Chiba Medical Society
NII資源タイプ
学術雑誌論文
ISSN
03035476
NCID
AN00142148
掲載誌名
千葉医学雑誌 = Chiba medical journal
巻
90
号
2
開始ページ
39
終了ページ
45
刊行年月
2014-04-01
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉医学 (ONLINE ISSN 2433-4243)