マイページログイン
English
千葉大学学術成果リポジトリ
ブラウズ
著者
刊行年(西暦)
雑誌名
資料種別
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
その他
アカデミック・リンク・センター/附属図書館HP
千葉大学HP
このアイテムのアクセス数:
485
件
(
2025-07-16
16:43 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード回数
説明
S09138137-36-P009
pdf
468 KB
2,989
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
ラグビーにおけるキック使用戦術に関する有効性の検証
タイトルの別表記
Verification of effectiveness about tactics on using kick play in rugby football
作成者
廣瀬, 恒平
田中, 大雄
千葉, 剛
嶋崎, 達也
安ヶ平, 浩
加部, 恭史
矢田, 勝也
作成者の別表記
HIROSE, Kohei
TANAKA, Hiroo
CHIBA, Gou
SHIMAZAKI, Tatsuya
YASUGAHIRA, Hiroshi
KABE, Takashi
YADA, Katsuya
内容
[目的] ラグビー憲章によるとラグビーはボールを持って走り,パス,キックおよびグラウンディングして,できる限り得点を多く上げることを目的としており,ゲームの原則としてボールの争奪と継続があげられている。またラグビーは陣取り合戦であると言われるように,地域獲得もまた重要な要素である。防御が発達してきたことでトライによって得点することが難しくなり,ペナルティーゴルやドロップゴールのみによって勝敗が決する試合も増えてきている。実際にラグビーワールドカップ1995年および2007年大会の決勝では両チムともノートライに終わり,1999年大会決勝では優勝したオーストラリアが2トライを奪ったものの敗れたフランスはノートライであった。また2003年および2011年大会決勝においても両チームともに1トライずつしか取っていない。このことからペナルティーゴールやドロップゴールが貴重な得点源となっており,これらで得点するために敵陣でプレーすることが非常に重要となってきていると言える。また2008年に試験的に導入され,2009年に正式採用されたルール改正の中に自陣22mラインよりも敵陣側からラインの自陣側にボールを持ち込み直接タッチラインの外にボールを蹴り出した場合にはダイレクトタッチとなり,蹴った位置から相手のボール投入によってゲームが再開されるというものがある。廣瀬ら1)によると,このルール改正によって世界トップレベルにおいて攻撃におけるキックの使用率が増加し,特に自陣におけるキックそして1次攻撃におけるキックの使用率が増加したことを示している。またキックの使用,特にロングキックの使用が地域獲得につながること,そしてキックを使用せずに攻撃を継続した場合には地域獲得につながっていないことから,キックの重要性が増していることを示唆している。しかし,キックに関する先行研究にはセットプレーであるキックオフについての戦術的な研究2)などを除くと動作分析的研究がほとんどで,特に現行ルールにおいてどのようなキック戦術や導入方法が有効であるかを調べた研究は見当たらない。そこで本研究では,筆者が所属するI大学ラグビ部(以下「I大学」と略す)を対象としてキックを積極的に使用する戦術を導入し,その有効性を検討する。なおI大学は2011年度時点では積極的なキック使用を行っておらず,攻撃継続も織り交ぜた従来型の戦術を使用していた。そこで,ルール改正に関する調査を参考にして立案したキック戦術をI大学にて導入し,その有効性を実験的に検証することで,キック戦術に関する知見を得ることを目的とした。
[ABSTRACT] The purpose of this study was to verify effectiveness about tactics on using kick play in I Univ. The main points of tactics on kick play were 1) using kick play at the our side, 2) in fewer phase, 3) under situation catching the kicked ball, 4) using long kick, high punt and grubber kick. As a result, it was shown that these tactics had the following effect: i) getting the territory, ii) improvement attack performance on not losing the ball, iii) improvement probability of kicking and kick chase success.
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/107593/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/107593/S09138137-36-P009.pdf
公開者
千葉県体育学会
公開者の別表記
Chiba Society of Physical Education
NII資源タイプ
学術雑誌論文
ISSN
09138137
NCID
AN00241194
掲載誌名
千葉体育学研究 = Chiba Journal of Physical Education
巻
36
開始ページ
9
終了ページ
19
刊行年月
2014-03-31
selfDOI
10.20776/S09138137-36-P9
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉体育学研究
その他の情報を表示
DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
トップページへ戻る