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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
1,352
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(
2024-11-21
18:25 集計
)
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説明
S24326291-5-P107
pdf
729 KB
1,484
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
小学校は誰のものか? : 地域社会における記憶装置としての場をめぐる民俗学的考察
タイトルの別表記
Who does the elementary school belong to? : Folklore consideration of the about the place as a storage device in the community
作成者
和田, 健
作成者の別表記
WADA, Ken
内容
[要旨] 小学校の廃校は、近年全国各地、特に子どもの人口が減っている地区においてすすめられてきている。特に農山漁村の場合、少子化だけではなく、小学校校区全体の人口減少(過疎化)による、行政側から見ると財政効率を目的とした施策として行われる。しかしながら、小学校空間は「子どもが学びを行う場」であるとともに、地域社会における重要な公共空間として位置づけられる。週末になれば体育館や校庭は、そこに住む人がスポーツを楽しむ場として体育館は使われ、また校庭は少年野球、サッカーの活動の場所となる。また選挙の際には投票所になるところでもあり、地域の生涯学習グループの活動拠点にもなる。たとえ廃校になっても地域社会にとって小学校空間は重要な場所であることに変わりない。そもそも小学校という場は、どのように社会空間の中で空間的、時間的な意味づけができるのであろうか。本稿はまずそれを捉え直してみたいと考えている。そしてそこに住まう人々の生活との関わりの中で、小学校と日常生活での関わりを聞き取る際に、どのような論点が立ち上がり考えていくべきかについて考察したい。地域活性化とセットになっている廃校とその活用。たしかに廃校になった小学校を地域活性化につなげることは重要であるが、では地域活性化とは何なのか。それは経済だけではなく、住民による主体的な意思決定が地域社会の中にあることが重要である。本稿では、鴨川市大山地区における廃校小学校への地域住民の取り組みを事例に、地域住民の意思決定のあり方、新たなコミュニティの創造そして小学校を集合的記憶のある社会空間として捉えることの意味について考えていきたい。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/109703/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/109703/S24326291-5-P107.pdf
公開者
千葉大学国際教養学部
公開者の別表記
Chiba University. College of Liberal Arts and Science
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
24326291
NCID
AA12777600
掲載誌名
千葉大学国際教養学研究 = Journal of Liberal Arts and Sciences, Chiba University
巻
5
開始ページ
107
終了ページ
122
刊行年月
2021-03-31
selfDOI
10.20776/S24326291-5-P107
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉大学国際教養学研究 (ONLINE ISSN 2432-6291)
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DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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