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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
648
件
(
2024-12-07
02:23 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード回数
説明
KJ00004298772
pdf
1.06 MB
1,334
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
「心配性」の実証的一考察
タイトルの別表記
An Empirical Study on "Sinpai-sho"
作成者
毛利, 新治
寺島, 泰誉
中沢, 智
山本, 真理
作成者 [NC]
根本, 橘夫
DA01565296
作成者の別表記
Nemoto, Kitsuo
内容
本稿は, 心配性についての実証的な一考察である。心配性を一つの個人特性としてとらえ, 心配性者の実態を明らかにすることをめざした。研究Iでは, 調査法により, 意識的側面から心配および心配性の実態に迫った。得られた多くの結果のうちの幾つかを挙げれば, 次の通りである。(1)子ども・青年の心配ごとの最頻内容は, 勉強や成績にかかわることである。(2)最も心が安らぐのは眠る時である, という回答が最頻である。(3)青年の65%強は, 心配性であると回答する。(4)そのうち心配性の矯正を希望する者は, 60〜80%である。(5)心配性者の精神生活は, よりストレスフルである。(6)矯正希望心配性者は, 非希望心配性者に比し, より心配により苦しめられており, 他者とのより頻繁な交渉をもとうとしている。研究IIでは, 研究Iの結果より示唆された心配性者の心理的特性に関する仮説を, 質問紙法及び投影法により, 検証した。その結果, 次のような知見が見出された。(1)心配性者は, 非心配性者に比し, 一般にself-esteemが低い。(2)しかし, 他者との優劣に関する領域では, 両者に差がない。(3)心配性者は, 非心配性者に比し, 一般に孤立傾向が強い。(4)この傾向は, 男子において著しい。(5)心配性者は, 非心配性者に比し, TAT反応において不快感情反応が多い。(6)また, TAT反応において, 事象を外的圧力に帰す反応が多い。(7)また, TAT反応において, 他者や外界を脅威的なものととらえる反応が多い。(8)また, TAT反応において, 事象の予測を悲観的にとらえる反応が多い。(9)しかし, TAT反応における優越欲求反応には, 両者に有意な差はない。以上, 得られた結果につき, 簡単な考察がなされた。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900025393/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900025393/KJ00004298772.pdf
公開者
千葉大学教育学部
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
0577-6856
NCID
AN00179512
掲載誌名
千葉大学教育学部研究紀要. 第1部
巻
33
開始ページ
25
終了ページ
43
刊行年月
1984-12-20
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
教育学部研究紀要
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
370
コンテンツの種類
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
情報源
Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University. Part I
言語 [ISO639-2]
jpn
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