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千葉大学学術成果リポジトリ
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11
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(
2025-05-01
12:49 集計
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説明
10671154
pdf
1.97 MB
32
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
閉塞性黄疸肝における好中球遊走浸潤機構とケモカインの関与
作成者 [NC]
伊藤, 博
DA1259953X
作成者の別表記
Ito, Hiroshi
キーワード等
閉塞性黄疸
肝障害
好中球浸潤
ケモカイン
ケモタキシス
内容
平成10年度~平成11年度科学研究費補助金(基盤研究(c)(2))研究成果報告書
研究種目:基盤研究(C) 研究種目コード:320
研究課題番号:10671154
審査分野:一般 区分コード:03
閉塞性黄疸(閉黄)時における肝細胞障害機序の一つと考えられる好中球の肝組織内浸潤現象につき、ラット閉塞性黄疸モデルによる検討を加えた。【実験方法】正常ラットおよび総胆管結紮により作成した閉黄ラットから肝組織を摘出し組織抽出液を分離した。正常および閉黄ラット未梢血好中球を分離後,正常肝抽出液、閉黄肝抽出液、さらにはケモカインIL-8 familyの一員であるCINC/Gro,その他の走化性惹起物質(fMLP,PAF)に対する走化性を検討し以下の結果を得た。【結果】(1)閉黄好中球は正常好中球に比べ,その運動性の亢進を認め、閉黄肝抽出液に対して10μg/mlをピークとする濃度依存性の走化反応を示し、正常肝抽出液に比し走化性の亢進をみた(p<0.01)。fMLP,PAFに対する走化反応も閉黄好中球で亢進した。(2)CINC/Groに対する走化性は、閉黄好中球は正常好中球に比しより低濃度で走化性の亢進を示し(p<0.05)、より感受性が高いことが示された。(3)抗CINC/Gro抗体にて閉黄好中球の走化性は一部抑制された(p<0.05)。【知見まとめ】閉塞性黄疸肝組織内好中球浸潤の機序に関して,好中球側因子および肝組織側因子に分けて検討すると,閉塞性黄疸時には末梢血好中球の運動能亢進に加え,閉黄肝組織中にはCINC/Groを含めた遊走惹起物質(ケモアトラクタント)の産生亢進が起こっていることが示唆された。この知見は好中球走化抑制物質などによる組織障害軽減を目指した新たな治療法に繋がる可能性が期待される。
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ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040130/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040130/10671154.pdf
NII資源タイプ
研究報告書
刊行年月
2000-03
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
490
コンテンツの種類
研究報告書 Research Paper
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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