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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
11
件
(
2024-11-13
06:14 集計
)
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説明
14370717
pdf
656 KB
35
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
グアニジンケミストリーの新展開
作成者 [NC]
石川, 勉
DA14175636
作成者の別表記
Ishikawa, Tsutomu
キーワード等
グアニジニウム塩
アジリジン
ビニルアルデヒド
不斉合成
ビルディングブロック
スフィンゴシン
キラルグアニジン
内容
平成14年度-平成16年度科学研究費補助金(基盤研究(B)(2))研究成果報告書
研究種目:基盤研究(B) 研究種目コード:310
研究課題番号:14370717
審査分野:一般 区分コード:03
グアニジン型化合物に期待される高い機能性を発掘することを目的として、新たにグアニジンケミストリーを展開した。(I)グアニジニウム塩を塩基存在下芳香族アルデヒドと反応させ、続いてシリカゲルあるいは酸無水物で処理すると、アジリジンが生成することを発見している。この不斉合成にも応用可能な新規アジリジン合成反応について、芳香族アルデヒドの代わりにビニルアルデヒドを用いて反応させたところ、予想通りビニルアジリジンが生成してきた。それらのジアステレオ選択性は一般に低かったが、キラルグアニジニウム塩を用いた場合の不斉誘導はシス体およびトランス体のいずれにおいても高かった。(II)次いでキラルアジリジンをビルディングブロックとして用いる生理活性含窒素化合物の新規不斉合成法の開発の一環として、生成したビニルアジリジンを用いてユニークな構造を持つomuralideの重要な合成中間体であるβ-ヒドロキシロイシンの効率的な不斉合成に成功した。また、内因性生理活性物質であるスフィンゴシンの合成も試み、これまでで最も効率的な不斉全合成を達成することが出来た。(III)さらに4級キラル中心を持つ生理活性2,2-ジ置換クロマン誘導体の合成を、キラルグアニジン触媒による6-exo型分子内マイケル反応にてアプローチした。単純な基質を用いた予備実験でるが、期待した不斉誘導を確認した。そしてその不斉誘導は原料基質の幾何学に依存し、シス型の方がトランス型よりも優れていることが判明した。
別刷論文(p.13-以降)削除
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040149/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040149/14370717.pdf
NII資源タイプ
研究報告書
刊行年月
2005-05
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
431.1
コンテンツの種類
研究報告書 Research Paper
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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