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千葉大学学術成果リポジトリ
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10
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(
2025-03-13
10:36 集計
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説明
14571995
pdf
672 KB
14
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
PFG-NMR法による機能性錯体・高分子および生体分子の会合構造に関する研究
作成者
関, 宏子
作成者の別表記
セキ, ヒロコ
Seki, Hiroko
キーワード等
PFG-NMR
CSI-MS
分子拡散
水素結合
連鎖構造
ステロイド化合物
X線解析
内容
平成14年度~平成15年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書
研究種目:基盤研究(C) 研究種目コード:320
研究課題番号:14571995
審査分野:一般 区分コード:03
溶液中の水素結合による連鎖構造を解明する目的で、生理活性を有するステロイド化合物について、単結晶X線解析・コールドスプレー質量分析法(CSI-MS)・PFGーNMR法(特に拡散係数から得られる情報)を用いて研究を行った。この結果、プロゲステロンのように、水素結合を形成する置換基(水酸基等)を持たない化合物のCSI-MSスペクトルは2および3量体が観測されるものの連鎖構造は確認できない。また単結晶X線解析より結晶内の分子間相互作用は観測されない。これに対し、コルチゾンでは13量体を超える大きな連鎖会合体がCSI-MSで観測され、さらに結晶構造においても分子間水素結合による連鎖構造が確認できた。この結果に基づき溶液中における連鎖構造の形成を確認するためPFG-NMR法でパルスシーケンスとしてBPP-STE法を用いて拡散速度係数を求めたところ、プロゲステロンでは6.98x10^<-10>m^2/S、コルチゾンでは5.58x10^<-10>m^2/Sであった。この結果からCSI-MSで連鎖会合体の形成が示唆される分子は拡散係数が小さくなる、すなわち拡散速度が遅くなることが証明された。分子量の異なる極性官能基(水酸基やカルボキシル基)を持たない化合物でキャリブレーションを行い、計算から求めた分子半径と拡散係数の相関について数種のステロイド化合物と比較した結果、この数値の正当性が確認され、本手法により水素結合の有無の検証ができることが明らかとなった。しかしながらNMRで水素結合によるクラスターの保持力を拡散係数から厳密に区別することは困難であることがわかった。さらに対象を広げグルコース等に・・・
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ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040156/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040156/14571995.pdf
NII資源タイプ
研究報告書
刊行年月
2004-05
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
620
コンテンツの種類
研究報告書 Research Paper
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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