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千葉大学学術成果リポジトリ
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11
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(
2024-12-29
15:10 集計
)
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説明
15550171
pdf
1.79 MB
127
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
新規金属ナノ細孔体の創製と機能解明
作成者 [NC]
加納, 博文
DA15013196
作成者の別表記
Kanou, Hirofumi
キーワード等
ナノ細孔体
パラジウム
テンプレート法
ポリビニルアルコール
内容
平成15年度~平成16年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書
研究種目:基盤研究(C) 研究種目コード:320
研究課題番号:15550171
審査分野:一般 区分コード:03
ポリビニルアルコール(PVA)フィルムをテンプレートとして用いる鋳型法により、パラジウム金属ナノ細孔体の合成法を検討し、得られたナノ細孔性金属の基礎特性を把握し、触媒機能を評価した。10wt%のPVA水溶液を383Kで室温乾燥し、厚さ1mm程度のフィルムを作製した。このフィルムを硝酸パラジウムの硝酸溶液に入れ超音波処理し、パラジウムをフィルムの網目構造に含浸させた後洗浄し、室温で乾燥させた。さらに窒素雰囲気下で乾燥したフィルムを773Kで焼成することにより、ポリマーを除去し、ナノ細孔性金属パラジウムを得た。粉末X線回折(XRD)測定の結果、硝酸パラジウムをフィルムに含浸した段階で、金属パラジウムに還元されていることがわかった。これはPVAの側鎖のヒドロキシル基が還元作用を有するために、特別な還元処理を施さずとも、1段階で金属パラジウムを生成させるという、有利な反応系である。XRDピークの半値幅から、結晶子の大きさとして10nmと見積もられた。また、焼成後のパラジウムの熱分析から、67.5wt%のパラジウムを含むことがわかった。FE-SEM観察からも10nm程度の比較的均一な粒子が観察されたが、その周りに別の物質が存在することがわかった。X線光電子分光測定から周りの物質はアモルファスカーボンであると推定された。元素分析からも30wt%の炭素分が確認された。得られた物質の溶液内における酸化還元触媒作用は市販のパラジウム黒に比べ悪いものであった。77Kにおける窒素吸着等温線からBET比表面積は28m^2/gと低く、炭素分がパラジウムナノ粒子の周りにあるため・・・
別刷論文削除(ただし、以下の論文は掲載)"Stabel Nanoporous Metallic Nickel Colloids" by Yoshiyuki Hattori, Takehisa Konishi, Hirofumi Kanoh, Shinji Kawasaki, and Katsumi Kaneko-Advanced Materials Vol.15,issue 6, March 2003, p.529-531 , Wiley-VCH
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040160/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040160/15550171.pdf
NII資源タイプ
研究報告書
刊行年月
2005-03
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
524.28
コンテンツの種類
研究報告書 Research Paper
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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