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千葉大学学術成果リポジトリ
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39
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(
2025-06-27
13:32 集計
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説明
15590056
pdf
910 KB
42
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
非選択的カチオンチャネルとしてのバニロイド受容体の生体機能と分布の解析
作成者 [NC]
堀江, 俊治
DA15016423
作成者の別表記
Syunji, Horie
キーワード等
TRPV1
消化管
カプサイシン
免疫組織化学
カルシウム拮抗薬
胃粘膜保護
和漢薬
知覚神経
内容
研究課題番号:15590056
平成15年度~平成16年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書
研究種目:基盤研究(C) 研究種目コード:320
審査分野:一般 区分コード:03
生体機能惹起に関与するカルシウム拮抗薬抵抗性カルシウム流入経路の候補として、バニロイド受容体(TRPV1)に着目し、本年度はTRPV1の生体機能と分布について研究を行った。その研究結果の要点を以下の5点にまとめた。1.マウス摘出下部消化管標本における消化管運動亢進作用:TRPV1が発現している知覚神経は、消化管ぜん動運動を亢進する方向に働いており、近位・横行・遠位結腸、直腸の各部位によってその反応が異なることが示唆された。2.ラット胃損傷・潰瘍モデルにおける胃粘膜保護作用:カプサイシンは、胃体部損傷、幽門洞潰瘍の形成を抑制した。一方、バニロイド受容体遮断薬前処置、あるいは、カプサイシン感受性神経の除神経処置は胃幽門洞部の潰瘍を悪化させた。これらのことより、胃粘膜壊死惹起時において、TRPV1は胃保護的に働いていることが明らかとなった。3.麻酔下ラット胃内灌流標本における中枢神経性胃酸分泌亢進作用:カプサイシンの脳室内投与は中枢のTRPV1を介して胃酸分泌を亢進させることが明らかとなった。4.免疫染色による消化管TRPV1受容体の分布:ラット胃の凍結切片において、TRPV1神経線維は粘膜下の血管周囲と筋間神経叢に豊富に存在していた。本検討により、胃におけるTRPV1神経線維の分布を明らかにできた。5.カルシウム拮抗薬抵抗性カルシウム流入に作用する天然薬物成分の探索:和漢薬、伝承民間薬成分の中から探索の結果、附子アルカロイド、生姜辛味成分がカルシウム拮抗薬抵抗性カルシウム流入を介して内皮依存性血管弛緩作用、消化管運動亢進作用などを...
別刷論文(p.11-)削除
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040171/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900040171/15590056.pdf
NII資源タイプ
研究報告書
刊行年月
2005-03
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
491.5
コンテンツの種類
研究報告書 Research Paper
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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