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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
186
件
(
2025-07-17
14:48 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード回数
説明
jinshaken21-11
pdf
1.33 MB
802
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
行為の原因・責任の根拠としての「意思責任」という幻想
タイトルの別表記
Is Intention a Cause of Actions, therefore a Ground of Responsibility?
作成者
長谷川, みゆき
作成者の別表記
ハセガワ, ミユキ
HASEGAWA, Miyuki
キーワード等
意思
Intention
責任
行為の原因
アントニー・ダフ
内容
「意思責任」とは、意思することに対する責任という意味ではなく、個人がなす行為の原因を意思(intention)に求め、かつその行為の責任を行為者の意思(intention)に帰する信仰を意味して私が作った言葉である1)。通常、社会的に悪とされる行為が為された場合、われわれは当人の意思にその責任を帰する。その人物が他にも行為できる可能性があったのに、敢えてその行為をなそうと決意したこと、すなわち心的状態としての意思に、その結果の責めを帰するのである。しかし、そもそも行為者の心理過程を覗けばそこに確固とした意思を発見できるという考え方、そしてそこに責任を帰属させるやり方は近代法の個人責任--個人は他人の行為に対して責任を負うことは無く、自己の行為についてのみ責任を負う--の原則を基礎としており、それは当人の意思以外の責任を免除する近代的な装置なのである。紙幅の関係上、意思責任と近代法との関係について詳述することはできないが、本稿では、意思とは何か、そして個人の意思に責任を引き受けさせるというあり方がどのような帰結をもたらすのかを示したい。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900066662/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900066662/jinshaken21-11.pdf
公開者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
1883-4744
NCID
AA12170670
掲載誌名
千葉大学人文社会科学研究
号
21
開始ページ
160
終了ページ
171
刊行年月
2010-09-30
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉大学人文公共学研究論集 (ONLINE ISSN 2436-4231)
その他の情報を表示
日本十進分類法 (NDC)
321.1
コンテンツの種類
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
情報源
Studies on Humanities and Social Sciences of Chiba University
言語 [ISO639-2]
jpn
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