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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
275
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(
2024-12-22
18:11 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード回数
説明
S13482084-71-P386
pdf
359 KB
445
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
歌ことば「あまごろも」考 : 浮舟の歌一首
タイトルの別表記
On Waka-Word Ama-goromo
作成者
鈴木, 宏子
作成者の別表記
SUZUKI, Hiroko
キーワード等
源氏物語(Tale of Genji)
浮舟(Ukifune)
あまごろも(Ama-goromo)
竹取物語(Taketori-monogatari)
掛詞(Kakekotoba)
内容
[要約] 『源氏物語』の手習巻において、出家を遂げた浮舟は自分の一周忌の布施となる女装束を目にして、「尼衣かはれる身にやありし世のかたみに袖をかけてしのばん」という歌を詠むが、「尼衣」には「かぐや姫の天の羽衣」が重なると考える説がある。根拠とされるのは、手習巻の中に『竹取物語』の引用が見られることであった。これを受けて本稿では、平安和歌の用例を検討して、「あまごろも」には雨衣・海人衣・天衣・尼衣の四つがあり「尼衣」は珍しいこと、和歌の「尼衣」は他の「あまごろも」と掛詞を形成する場合が多いことを確認して、「尼衣/天衣」が掛詞であるとする説を補強した。かぐや姫は天衣を身に着けて、地上の絆を断ち切って昇天したが、浮舟は尼衣(天衣)をまとってもなお、過去の記憶に囚われ続けるのである。なお本稿は、別稿「浮舟の最後の歌「尼衣かはれる身にや」の解釈―「や〜む」という語法を中心にして―」(二〇二四年三月刊行予定)と相補的な関係にある。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900121754/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900121754/S13482084-71-P386.pdf
公開者
千葉大学教育学部
公開者の別表記
Chiba University. the Faculty of Education
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
1348-2084
NCID
AA11868267
掲載誌名
千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University
巻
71
開始ページ
386
終了ページ
380
刊行年月
2023-03-01
selfDOI
10.20776/S13482084-71-P386
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
教育学部研究紀要
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DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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