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S24364231-48-P109 pdf 471 KB 291

基本情報

データ種別：学術成果リポジトリ

タイトル
動物をめぐるウェルフェア論の問題と福利概念の役割
タイトルの別表記
The Concept of Well-being in Animal Ethics and the Problem of Animal Welfare Theory
作成者
久保田, さゆり
作成者の別表記
KUBOTA, Sayuri
キーワード等
動物倫理
福利
アニマルウェルフェア
死の害
内容
[要旨] 本稿では、動物のよき生に注目する議論として、動物の福利に関するさまざまな立場を整理し、動物にたいする倫理的配慮をめぐって福利概念に注目する意義を検討する。特に、動物のよき生に配慮すべきとする倫理学的議論において、動物の死の害はどう理解されるべきかという観点から、畜産動物をめぐるウェルフェア論の議論がもつ課題を明確にする。第1 節では、福利をめぐる主観主義的な議論と客観主義的な議論において、動物の福利がどのように論じられるか整理する。そのうえで第2 節では、動物の死の害に注目し、福利に関するそれぞれの立場においてそれがどのように論じられうるかを確認する。第3 節では、畜産動物をめぐるウェルフェア論の立場を紹介し、第4 節で、倫理学的観点から見たその問題点を指摘する。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900122288/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900122288/S24364231-48-P109.pdf
公開者
千葉大学大学院人文公共学府
公開者の別表記
Chiba University. Graduate School of Humanities and Studies on Public Affairs
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
2436-4231
NCID
AA1279908X
掲載誌名
千葉大学人文公共学研究論集 = Journal of Studies on Humanities and Public Affairs of Chiba University
巻
48
開始ページ
109
終了ページ
124
刊行年月
2024-03-31
selfDOI
10.20776/S24364231-48-P109
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉大学人文公共学研究論集 (ONLINE ISSN 2436-4231)