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基本情報

データ種別：学術成果リポジトリ

タイトル
理科の有用性認知と学習動機の志向性に関する実証的研究
タイトルの別表記
Recognition of the Usefulness of Science andthe Orientations of Learning Motivation
作成者
藤田, 剛志
作成者の別表記
FUJITA, Takeshi
キーワード等
理科学習
Science Learning
有用性
Usefulness
学習動機
Learning Motivation
実社会・実生活
Real World, Actual Life
内容
本研究の目的は,児童・生徒が日常生活において理科学習の有用性をどのように捉えているかを明らかにすること,および理科学習の有用性認知と学習動機の志向性との関連性を探ることである。調査対象者は,千葉県の公立小学校3校の5年生148人,および公立中学校5校の2年生293人の合計441人であった。調査の結果,児童・生徒は事故や危険から身を守るのに必要なことを学ぶのは日常生活で役に立つと捉えていた。しかし,理科の学習が実社会・実生活でどのように役立つかをほとんど実感できていないことが明らかになった。学習動機の志向性は,中学校2年生よりも小学校5年生の方が強かった。中学校2年生では,理科学習の有用性認知が高い群ほど,充実志向の平均得点は高かった。小学校5年生では,有用性認知の上位群,中位群,下位群の学習動機の平均得点は,4つの志向性すべてにおいて,有意な差がみられた。理科が役に立つと思っている児童・生徒ほど,理科学習の動機づけが高かった。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900116209/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900116209/13482084_60_373.pdf
公開者
千葉大学教育学部
公開者の別表記
Chiba University. the Faculty of Education
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
1348-2084
NCID
AA11868267
掲載誌名
千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University
巻
60
開始ページ
373
終了ページ
378
刊行年月
2012-03
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
教育学部研究紀要