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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
172
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(
2024-05-05
20:01 集計
)
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説明
2013no.26_143_158
pdf
1.18 MB
526
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
内モンゴル東部における「モンゴル・アム」の意義--ホルチン左翼後旗を中心に
タイトルの別表記
The Value of “Mongoru・amu" in Eastern Part of Inner Mongolia:Focus on the Horqin Zuo Yi Hou Banner
作成者
斯日古楞
作成者の別表記
SIRIGULENG
キーワード等
内モンゴル
東部
モンゴル・アム
内容
「モンゴル・アム」とは、キビを加工した食物の一つである。「アム」とは「食糧」の意味である。この言葉の意味からしても、モンゴル人のアイデンティティと強く結び付いてきた食物だとわかるだろう。モンゴル人は昔から遊牧を中心とし、遊牧を損なわない程度に、ナムク・タリヤーと呼ばれる粗放農業を営んできた。モンゴル帝国の時代には、「モンゴル・アム」と「干し肉」を兵糧として用いていた。モンゴル各地域で「モンゴル・アム」は重要な食物であった。しかし、清朝中頃以降、内モンゴル東部地域は急激な開墾・農地化の流波にさらされ、モンゴル族の言語、習慣、伝統的文化もまた変化した。人びとは羊肉や牛肉を食べなくなったかわりに、豚肉や鶏肉をよく食べるようになった。日々の食事の食材生業の変化に伴い、変化せざるを得なかったことが明らかである。こうした背景を持つ内モンゴル東部地域では、モンゴル人の食糧という名前を持つ「モンゴル・アム」が食べつづけられてきた。現在、日常の食生活でも、儀礼でも「モンゴル・アム」がよく食べられ、使われている。「騎馬民族」や「北アジアの遊牧民」という従来のイメージとはかけ離れつつある「農耕モンゴル人」の食生活において「モンゴル・アム」の意義はどのようなものなのか。「モンゴル・アム」という食べ物はモンゴル人のアイデンティティとどう関わっているのか。本稿では、伝統と変容という視点から、農耕モンゴル人が伝統的モンゴル食を象徴する「モンゴル・アム」を、どのように維持しようと試みているのかについて論じる。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900116786/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900116786/2013no.26_143_158.pdf
公開者
千葉大学大学院人文社会科学研究科
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
1883-4744
NCID
AA12170670
掲載誌名
千葉大学人文社会科学研究
号
26
開始ページ
143
終了ページ
158
刊行年月
2013-03-30
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉大学人文公共学研究論集 (ONLINE ISSN 2436-4231)
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タイトル (ヨミ)
ウチモンゴル トウブ ニ オケル 「モンゴル アム」 ノ イギ -ホルチン サヨク コウキ オ チュウシン ニ-
作成者 (ヨミ)
スリグリン
コンテンツの種類
紀要論文 Departmental Bulletin Paper
DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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