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千葉大学学術成果リポジトリ
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このアイテムのアクセス数:
31
件
(
2024-05-03
16:23 集計
)
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説明
S24364231-48-P015
pdf
431 KB
23
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
植民地台湾における旧慣調査と保甲制度
タイトルの別表記
The relationship between the Investigation of Law and Customs and the Hoko system in colonial Taiwan
作成者
内津, マリノ
作成者の別表記
UCHITSU, Marino
キーワード等
植民地台湾
保甲制度
旧慣調査
内容
[要旨] 日本の植民地統治下にあった台湾において実施された「保甲制度」は、連帯責任による相互監視を強制することで、治安維持や台湾人の規律化に「貢献」した制度であると、研究史上で評価されている。保甲制度は保甲条例第一條で自らを「旧慣」を参酌した制度であると規定しているが、保甲制度が依拠する「旧慣」として総督府が想定していた「保甲」は、清代の台湾社会では機能していなかった。「旧慣」ではなかった保甲は、保甲条例の制定によって制度上「旧慣」であると明文化されたのである。さらに、1900年以降に本格化する旧慣調査は、保甲が「旧慣」であるとする総督府の認識に学問的根拠を与え、以後の文献でも旧慣調査報告書の記述は引用された。本稿は、植民地統治下の法令制定及び学術調査が孕む植民地性について改めて検討し、保甲が台湾の「旧慣」であるという定義そのものの問題性について考察したものである。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900122282/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900122282/S24364231-48-P015.pdf
公開者
千葉大学大学院人文公共学府
公開者の別表記
Chiba University. Graduate School of Humanities and Studies on Public Affairs
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
2436-4231
NCID
AA1279908X
掲載誌名
千葉大学人文公共学研究論集 = Journal of Studies on Humanities and Public Affairs of Chiba University
巻
48
開始ページ
15
終了ページ
27
刊行年月
2024-03-31
selfDOI
10.20776/S24364231-48-P15
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
千葉大学人文公共学研究論集 (ONLINE ISSN 2436-4231)
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DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
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