ログイン
English
千葉大学学術成果リポジトリ
ブラウズ
著者
刊行年(西暦)
雑誌名
資料種別
ランキング
アクセスランキング
ダウンロードランキング
その他
アカデミック・リンク・センター/附属図書館HP
千葉大学HP
このアイテムのアクセス数:
192
件
(
2025-01-31
20:58 集計
)
閲覧可能ファイル
ファイル
フォーマット
サイズ
ダウンロード回数
説明
S13482084-72-P295
pdf
718 KB
396
基本情報
データ種別:学術成果リポジトリ
タイトル
障害のある子どもと遊びをめぐって : 乳幼児期の支援における「遊び」の位置づけの変遷
タイトルの別表記
Children with Disabilities and Play : Historical Shift About the Role of Play in EI/ECSE
作成者
真鍋, 健
作成者の別表記
MANABE, Ken
キーワード等
遊び
遊びと指導の関係
早期介入/幼児期の特殊教育
歴史的変遷
Play
Play and Instruction
Early Intervention/Early Childhood Special Education
Historical Shift
内容
[要約] 本稿は,乳幼児期の障害幼児への支援の文脈で,「遊び」がどのように位置づいてきたのかを,一部の文献等をもとに時代をさかのぼって,まとめたものである。子どもの発達と遊びとの関係をめぐっては,1980年代以降,遊びが様々な発達領域の影響を受けていること,発達を促す主要な舞台として遊びを利用できることが,障害児処遇の領域外で提案される。こうした方向性は,それまで乳幼児期の早期介入で主流であった大人主導の指導との対比の中で,遊びを活かした/遊びに基づく介入方法の提案を後押しすることとなった。一方,「子どもの主体的な遊び」と「大人の教育的・指導的な介入」という一見相反する行為を,矛盾なく成立させようとする過程においては,米国のたどった経緯に代表されるように,異なる価値観を有する専門領域間での衝突も有した。ただし1990年代以降,子ども自身の興味関心や動機づけを損なうことなく,生活の中に学習機会を埋め込む「自然主義的アプローチ」が導かれていく中で,PDCAサイクル上の工夫・配慮を含めた要点が明らかになっていく。2000年代以降,それまでの議論を発展させる形で,支援枠組みの洗練や実践者の理解を促すモデルの開発が,現在に至るまで続いている。世界的な情勢を踏まえた場合,我が国での「子どもの遊び」と「大人の指導」をめぐる議論は,長きにわたって平行線をたどったままの状況のように思える。これを解決するためには,他国と同様の経過をたどるべきなのか,それとも我が国特有のオルタナティブな解決方法があるのか,今後の動向を注視する必要性について述べた。
ハンドルURL
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900122383/
フルテキストへのリンク
https://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/900122383/S13482084-72-P295.pdf
公開者
千葉大学教育学部
公開者の別表記
Chiba University. the Faculty of Education
NII資源タイプ
紀要論文
ISSN
1348-2084
NCID
AA11868267
掲載誌名
千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University
巻
72
開始ページ
295
終了ページ
303
刊行年月
2024-03-01
selfDOI
10.20776/S13482084-72-P295
著者版フラグ
publisher
カテゴリ
教育学部研究紀要
その他の情報を表示
DCMI資源タイプ
text
ファイル形式 [IMT]
application/pdf
言語 [ISO639-2]
jpn
ホームへ戻る